nlib
CTR用ライブラリに関する情報
前提となるソフトウェア
CTR-SDK(10.0以降)及びC++コンパイラを必要とします。 更にサンプルのビルドには以下のソフトウェアを必要とします。
ディレクトリ構成
CTR用パッケージ特有のディレクトリ構成は以下のようになっています。
├── lib
│   └── omake                       # Library files.
└── samples
     ├── ctr/OMakefile               # OMakefile for the samples.
     └── cmake/cmake_ctr_ninja.ps1   # A PowerShell script for creating build.ninja for the sample programs.
cmake_ctr_ninja.ps1は、Windowsのcmakeとninjaでビルドするためのビルドスクリプトを作成します。
CTRのソケットライブラリとの共存について
CTRのソケットライブラリはPOSIX標準で定められているerrno.hで定義されるマクロを列挙型の値として定義しています(socket_User.autogen.hにて)。 従ってCTRのソケットライブラリはnlibだけではなくエラー情報を扱うC標準関数との共存にも大きな困難を抱えています。
従って、CTRのソケットライブラリを利用する際には、プロジェクトのヘッダファイルからのCTRのソケットライブラリのヘッダのインクルードを避けることが安全な対処法となります。
注意事項(ossの利用について)
ossライブラリ(libnx_oss_sqlite3.a, libnx_oss_bsdiff.a, libnx_oss_lz4.a) に収録されているbsdiff, LZ4を製品で利用する場合は、電子説明書に権利表記が必要です(SQLiteについては必要ありません)。 具体的な権利表記の方法については、『CTR 電子説明書テンプレート集』収録の『CTR 電子説明書制作マニュアル Part2:テンプレート編集』を参照してください。
その他プラットフォーム固有の情報