nlib
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ユーザーが利用しているヒープ内のメモリの利用状況のサマリが記述される構造体です。 [詳解]
#include "nn/nlib/heap/NMalloc.h"
公開変数類 | |
size_t | alloc_count |
ヒープ内でユーザーによってアロケートされた領域の数です。 | |
size_t | alloc_size |
ヒープ内でユーザーによってアロケートされた領域のサイズの合計です。 | |
size_t | hash |
ヒープ内のユーザーによるメモリ確保の状況をハッシュ値にしたものです。 | |
ユーザーが利用しているヒープ内のメモリの利用状況のサマリが記述される構造体です。
nmalloc_query(kNmallocQueryHeapHash, &hash)
とすることで取得できます。 このオブジェクトが等価でない場合はメモリの利用状況が異なるということになります。 メモリの取得前と解放後の値を比較することでメモリリークをチェックを簡単に行うことができます。 CentralHeap
にアロケーションされた領域の数、サイズの合計、及びその他情報のハッシュ値が格納されています。 CentralHeap
内のメタデータの状況は値には反映されません。 CachedHeap
内にキャッシュされた領域もアロケートされているものとしてカウントします。 従って、シングルスレッドで動作させ、NMallocSettings
でNMALLOC_HEAPOPTION_CACHE_DISABLE
を指定することで、正しいチェックを行うことが可能です。 © 2012-2017 Nintendo Co., Ltd. All rights reserved.