nlib
nn::nlib::unicode::ToWideObj クラスfinal

UTF-8/UTF-16/UTF-32の文字列をワイド文字列(UTF-16/UTF-32)として渡すためのクラスです。 [詳解]

#include "nn/nlib/unicode/Convert.h"

公開メンバ関数

 ToWideObj (const nlib_utf8_t *str) noexcept
 UTF-8文字列をワイド文字列に変換します。 [詳解]
 
 ToWideObj (const wchar_t *wstr) noexcept
 ワイド文字列を設定します。 [詳解]
 
 operator const wchar_t * () noexcept
 暗黙的にワイド文字列を返します。
 
const wchar_t * c_str () noexcept
 明示的にワイド文字列を返します。 [詳解]
 
 operator bool () const
 オブジェクトが有効ならばtrueを返します。
 

詳解

UTF-8/UTF-16/UTF-32の文字列をワイド文字列(UTF-16/UTF-32)として渡すためのクラスです。

説明
operator const wchar_t*()が定義されているので、ワイド文字列として関数の引数等に渡すことができます。 変換等に失敗してオブジェクトが無効状態の場合は、ヌルポインタではなく空文字列が渡されます。

Convert.h46 行目に定義があります。

構築子と解体子

◆ ToWideObj() [1/2]

nn::nlib::unicode::ToWideObj::ToWideObj ( const nlib_utf8_t str)
explicitnoexcept

UTF-8文字列をワイド文字列に変換します。

引数
[in]strワイド文字列(UTF-16/UTF-32)として渡したいUTF-8文字列

◆ ToWideObj() [2/2]

nn::nlib::unicode::ToWideObj::ToWideObj ( const wchar_t *  wstr)
inlineexplicitnoexcept

ワイド文字列を設定します。

引数
[in]wstrワイド文字列
説明
オブジェクトに渡されたポインタを格納します。 動的なメモリ確保や文字列のコピーは行われません。
内部で動的に確保されたメモリにワイド文字列に変換した文字列を格納します。 変換に失敗した場合はオブジェクトが無効状態になります。

Convert.h49 行目に定義があります。

関数詳解

◆ c_str()

nn::nlib::unicode::ToWideObj::c_str ( )
inlinenoexcept

明示的にワイド文字列を返します。

戻り値
ワイド文字列に変換されたC文字列

Convert.h55 行目に定義があります。


このクラス詳解は次のファイルから抽出されました: