ファイルの出力ストリームです。
[詳解]
#include "nn/nlib/FileOutputStream.h"
ファイルの出力ストリームです。
- 説明
- 同期・シーケンシャルなアクセスのみをサポートします。 各環境のファイルAPIをラップしたクラスで、自らのバッファを持っています。
- オブジェクトの状態遷移
- オブジェクトの状態遷移の概略は以下のとおりです。
- 各種例:
- misc/writefile/writefile.cpp.
FileOutputStream.h の 34 行目に定義があります。
◆ FdOpen()
nn::nlib::FileOutputStream::FdOpen |
( |
nlib_fd |
fd | ) |
|
|
noexcept |
既にオープンされたファイルでFileOutputStreamを利用できるようにします。
- 引数
-
[in] | fd | 既にオープンされたnlib_fd 型の値 |
- 戻り値
- 成功した場合は0を返します。それ以外の場合はエラー
- 説明
Init()
が事前に実行されていない場合は、内部でInit()
を実行します。
◆ GetFd()
nn::nlib::FileOutputStream::GetFd |
( |
| ) |
const |
|
inlinenoexcept |
◆ Init() [1/2]
nn::nlib::FileOutputStream::Init |
( |
| ) |
|
|
inlinenoexcept |
◆ Init() [2/2]
ストリームを初期化します。
- 引数
-
- 戻り値
- 成功した場合は0を返します。それ以外の場合はエラー
- 説明
- バッファサイズのみを指定した場合は内部でヒープからバッファを確保します。
◆ Open() [1/2]
nn::nlib::FileOutputStream::Open |
( |
const char * |
filename, |
|
|
int |
flags, |
|
|
int |
mode |
|
) |
| |
|
noexcept |
ファイルを書き込み用でオープンします。
- 引数
-
[in] | filename | ファイルへのパス |
[in] | flags | nlib_fd_open() に渡すオープン用のフラグ(省略した場合はNLIB_FD_O_WRONLY | NLIB_FD_O_CREAT | NLIB_FD_O_TRUNC ) |
[in] | mode | nlib_fd_open() に渡すアクセス許可引数(省略した場合は0644) |
- 戻り値
- 成功した場合は0を返します。それ以外の場合はエラー
- 説明
Init()
が事前に実行されていない場合は、内部でInit()
を実行します。
◆ Open() [2/2]
nn::nlib::FileOutputStream::Open |
( |
const wchar_t * |
filename, |
|
|
int |
flags, |
|
|
int |
mode |
|
) |
| |
|
noexcept |
ファイルを書き込み用でオープンします。
- 引数
-
[in] | filename | ファイルへのパス |
[in] | flags | nlib_fd_open() に渡すオープン用のフラグ(省略した場合はNLIB_FD_O_WRONLY | NLIB_FD_O_CREAT | NLIB_FD_O_TRUNC ) |
[in] | mode | nlib_fd_open() に渡すアクセス許可引数(省略した場合は0644) |
- 戻り値
- 成功した場合は0を返します。それ以外の場合はエラー
- 説明
Init()
が事前に実行されていない場合は、内部でInit()
を実行します。
このクラス詳解は次のファイルから抽出されました: