nlib
NMallocSettings 構造体

nmallocの初期設定を行うパラメータを記述します。nmalloc_get_settings()を定義して設定します。 [詳解]

#include "nn/nlib/heap/NMalloc.h"

公開変数類

void * addr
 nmallocが利用する領域の先頭へのポインタを指定します。
 
size_t size
 nmallocが利用する最大のメモリサイズを指定します。4096バイトの倍数を指定する必要があります。 [詳解]
 
unsigned int heap_option
 ヒープオプションを指定します。デフォルトは0です。 [詳解]
 

詳解

nmallocの初期設定を行うパラメータを記述します。nmalloc_get_settings()を定義して設定します。

説明
nmalloc, nfreeは最初に割り当てられたメモリを小分けしてメモリを効率的に割り当てます。 nmalloc_get_settings()を定義して、内部でNMallocSettings型の構造体に値を設定することによって、メモリ量などの設定をすることができます。
addrNULL以外を指定した場合、nmallocaddrsizeで指定された(配列等の)メモリ空間からメモリを割り当てます。 addrNULLを指定してsizeに0以外のサイズ(4096の倍数)を指定した場合は、nlib_virtual_alloc()等を用いてメモリの割り当て、解放を行います。
addrNULLを指定してsizeに0を指定した場合はnmallocは無効になります。 デフォルトでは{ NULL, 0, 0 }となっています。
各種例:
heap/nmalloc_leakcheck/nmalloc_leakcheck.cpp, heap/nmalloc_simple/nmalloc_simple.cpp, heap/nmalloc_withstl/nmalloc_withstl.cpp, heap/replace_malloc/replace_malloc.cpp, oss/binarypatch/binarypatch.cpp, oss/readsqldb/readsqldb.cpp, oss/sqlfromc/sqlfromc.cpp.

NMalloc.h50 行目に定義があります。


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