nlib
nn::nlib::handle_maker 名前空間

HandleMakerクラスをカスタマイズするための関数テンプレートが定義されている名前空間です。 [詳解]

クラス

struct  NumHandle
 size_t型のstatic constのデータメンバsizeを通してHBODY型へアクセスするハンドルの総数を得ることができます。 [詳解]
 

関数

template<class HBODY >
void DestroyHandleBody (HBODY *body) noexcept
 HandleMakerオブジェクトからハンドルの実体を解体する際に呼び出されます。 [詳解]
 
template<class HBODY >
void LockHandleBody (HBODY *body) noexcept
 HandleAccess<HBODY>オブジェクトがHandleMaker<HBODY>::GetHandleAccess()により与えられる際に呼び出されます。 [詳解]
 
template<class HBODY >
void UnlockHandleBody (HBODY *body) noexcept
 HandleAccess<HBODY>オブジェクトのデストラクト時に実行されます。 [詳解]
 
template<class HBODY >
bool IsHandleBodyEnabled (HBODY *body) noexcept
 ハンドルの実体が有効かどうかを返します。 [詳解]
 

詳解

HandleMakerクラスをカスタマイズするための関数テンプレートが定義されている名前空間です。

関数詳解

template<class HBODY >
nn::nlib::handle_maker::DestroyHandleBody ( HBODY *  body)
inlinenoexcept

HandleMakerオブジェクトからハンドルの実体を解体する際に呼び出されます。

テンプレート引数
HBODYハンドルの実体の型
引数
[in]bodyハンドルの実体
説明
この関数テンプレートを特殊化することで、ハンドルの実体の解体処理をカスタマイズすることができます。 デフォルトではbodydeleteします。

HandleMaker.h12 行目に定義があります。

template<class HBODY >
nn::nlib::handle_maker::IsHandleBodyEnabled ( HBODY *  body)
inlinenoexcept

ハンドルの実体が有効かどうかを返します。

テンプレート引数
HBODYハンドルの実体の型
引数
[in]bodyハンドルの実体
戻り値
ハンドルの実体が有効な(利用可能な)状態ならばtrue
説明
ハンドルの実体の初期化後で利用できる状態の場合はtrueを、ハンドルの実体の終了処理後(解体前)の利用できない状態の場合はfalseを返す必要があります。 LockHandleBody()によりハンドルの実体がロックされた状態で呼び出されます。

HandleMaker.h30 行目に定義があります。

template<class HBODY >
nn::nlib::handle_maker::LockHandleBody ( HBODY *  body)
inlinenoexcept

HandleAccess<HBODY>オブジェクトがHandleMaker<HBODY>::GetHandleAccess()により与えられる際に呼び出されます。

テンプレート引数
HBODYハンドルの実体の型
引数
[in]bodyハンドルの実体
説明
この関数テンプレートを特殊化することで、ハンドルの実体を利用する際にロック動作をカスタマイズすることができます。 デフォルトではbody->Lock()が実行されます。

HandleMaker.h18 行目に定義があります。

template<class HBODY >
nn::nlib::handle_maker::UnlockHandleBody ( HBODY *  body)
inlinenoexcept

HandleAccess<HBODY>オブジェクトのデストラクト時に実行されます。

テンプレート引数
HBODYハンドルの実体の型
引数
[in]bodyハンドルの実体
説明
この関数テンプレートを特殊化することで、ハンドルの実体を利用後のアンロック動作をカスタマイズすることができます。 デフォルトではbody->Unlock()が実行されます。

HandleMaker.h24 行目に定義があります。