本文書は 3DS 向け Nintendo Network 対応ソフトにおいて、通常の使用方法では発生しないエラーを発生させ、エラーコードやエラーメッセージを確認するサポートツール「認証サーバエラーシミュレータ」「Account Developer Portal」の利用方法について記載しています。
本ドキュメントでは原則として、「3DS」と表現している部分はニンテンドー3DS だけではなく、ニンテンドー3DSシリーズ全体を指します。
1.1. 認証サーバエラーシミュレータについて
Nintendo Network 対応ソフトは、インターネットに接続後、必ず最初に認証サーバと通信を行い、3DS 本体に保存されているユーザー情報を元に認証処理を行います。
認証サーバエラーシミュレータでは、認証処理におけるエラーを擬似的に発生させることができます。
いつの間に通信など、一部のネットワークサービスでは、認証サーバとの通信は行いません。
1.2. Account Developer Portal について
Account Developer Portal は、アカウントサーバーを利用する開発者に対して、開発・デバッグをサポートする Web サイトです。Account Developer Portal では、アカウントサーバー利用時に発生するエラーを疑似的に発生させることや、アカウントサーバーに保存されているニンテンドーネットワークアカウントの情報を閲覧・編集することが可能です。Account Developer Portal にログインするためには NDID (Nintendo Developer ID)が必要です。すでにOMAS(Online title MAnagement System)のアカウントを利用している場合は、そのまま NDID として利用できます。まだ NDID を発行していない場合は、自身が所属する会社・部署の NDID 管理者にアカウントの発行を依頼してくださ い。