mw::asr::RecogInit 関数

構文

#include <mw/asr/asr.h>

s16 RecogInit(
    LangType      language,
    DataItemType  *data,
    s16           itemCount,
    s16           *workMem
);

引数

名前 説明
in language 認識言語を指定します。
in data 言語依存データ格納構造体へのポインタを指定します。
in itemCount 言語依存データの数(ASR_DATA_ITEM_NUM)を指定します。
in workMem 認識エンジンで使用するワークメモリへのポインタを指定します。

返り値

ASR_NO_ERROR 初期化成功。
ASR_ERROR_INTERNAL 内部エラー(指定できない言語を指定したときなど)。
ASR_ERROR_PARAM 引数エラー。

説明

認識言語の切替えとエンジンの初期化を行います。

アプリケーションはROM上に配置された6つの言語依存データをRAM上に読み込み(※)、DataItemType 構造体の配列に整形して本APIへ渡してください。
ワークメモリは必要なサイズをGetWorkMemSize 関数で取得し、アプリケーション側でメモリ領域を確保してください。
この領域はエンジン終了処理を行うまで無効にならないように注意してください。
また認識エンジン側ではメモリ領域の安全性を確認できないため、正しくメモリ領域が確保されていない場合の動作は保証できません。
(※)dtb.bin は必ず本APIへ渡す6つの配列の先頭に配置してください。

履歴

2014/05/28
初版