mw::asr::ParamType 構造体

構文

#include <mw/asr/asr.h>

typedef struct _ParamType {
    s16  maxCandidate;    // 認識結果候補数(1~10)
    s16  offTimeout;      // 無音声タイムアウト(0~10000[x10ms])
    s16  onTimeout;       // 有音声タイムアウト(0~10000[x10ms])
    s16  epdInterval;     // 音声終端検出時間 (100~1000[ms])
    s16  voiceThreshold;  // ノイズ閾値(60~128 [dB])
    s16  autoScale;       // オートスケール設定( 0~1)
} ParamType;

      

説明

SetParam 関数GetParam 関数でパラメータ設定に使用される構造体です。
認識エンジン初期化後、何も設定しなければ「デフォルト値」に設定されます。

メンバー変数

maxCandidate 認識結果候補数
認識エンジンが結果を返す際の最大候補数を設定します。(デフォルト値=10)
offTimeout 無音声タイムアウト
認識開始後、この値より長く無音状態が継続した場合に認識を中断します。
実際の時間は設定値×10ミリ秒が設定されます。(デフォルト値=1000=10秒)
onTimeout 有音声タイムアウト
発声を始めてから、この値より長く音声が入力され続けた場合に認識を中断します。(デフォルト値=1000=10秒)
epdInterval 音声終端検出時間
発声後、無音区間がこの時間以上になれば発声終了とみなして認識処理を開始します。 (デフォルト値=350ミリ秒)
voiceThread ノイズ閾値
定常的にノイズが入るような環境の場合、この値を大きめにセットすると認識しやすくなります。 (デフォルト値=60dB)
autoScale オートスケール設定
認識対象の音声データを内部で増幅(減衰)させる機能を有効にするかどうかを設定します。 (デフォルト値=設定する)

履歴

2014/05/28
初版