#include <mw/asr/asr.h> s16 RecogEnd( void *data );
名前 | 説明 | |
---|---|---|
out | data | 環境履歴データ保持バッファへのポインタを指定します。 |
0 以上の正の値(通常は100) | 環境履歴データが書き込まれたサイズ。 |
ASR_ERROR_INTERNAL | 認識エンジン初期化されていない。 |
認識エンジンの終了処理を行います。
引数dataに有効なメモリアドレスを指定すれば、認識エンジンが保有している端末の個体差を補正するためのデータをそのメモリに書き出します。
戻り値として、書き出したデータのサイズを返します。
引数dataにNULLを指定した場合、データの書き出しは行わず、終了処理のみ行います。
環境履歴データは、認識エンジンに渡された音声データの特徴の一部を保持し、個体差を補正するために使用されます。
不揮発性メモリなどにデータを保存できる場合は、次回エンジン初期化時にそのデータを渡すことで認識精度を向上させることができます。
本API完了後は、エンジン初期化処理で引き渡したワークメモリを破棄しても構いません。