音声認識ライブラリ(ASR)は、アプリケーションに以下の機能を提供します。
入力音声 | 11.025 kHz、16ビットリニアPCM |
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多言語対応 | 言語依存データ切替えによる1エンジン複数言語対応 |
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認識単語仕様 | 文字コード |
日本語 :Shift-JIS全角カタカナ |
入力制限 |
最大100単語(文章可)、トータル1000バイトまで |
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メモリ資源 |
ROM : 64KB(コード・データ) |
アプリケーションは asr.h ヘッダファイルをインクルードし、ライブラリlibmw_asr.*.aをリンクしてください。
言語を切替える際に必要な「言語依存データ」は、以下の6個のバイナリファイルを1セットとして言語ごとに提供します。
アプリケーションは必要な言語依存データセットをROMファイルシステム上に配置し、必要に応じてRAM上へ読み込み、
DataItemType構造体に値をセットしてRecogInit 関数を呼び出してください。
dtb.bin |
言語依存データ群 |
hmm.bin | |
phn.bin | |
tree.bin | |
mdc.bin | |
str.bin |
環境履歴の初期データ |
認識エンジンが使用するワークメモリは、全てアプリケーション側で割当て、エンジン初期化時にアドレスを渡します。
GetWorkMemSize 関数を使用してワークメモリを確保してください。
このワークメモリはRecogEnd 関数を行うまで、無効な状態にならないよう注意してください。