本パッケージは、QRコードデコーダ ミドルウェアライブラリです。
本パッケージを使用することでQRコードをデコードすることができます。
本パッケージは製品に使用することができます。
本パッケージは、3DS環境以外では使用しないでください。
アプリケーションで QR コードを使用する際には、データが信頼できるものかどうかを確認するために、 データに署名を付加したり、暗号化するなど、デコード時にデータを検証できる手段を用意することを推奨します。
ハードウェア仕様の違いによる影響で、他プラットフォームでは認識できたQRコードが認識できない可能性があります。
特にサイズの小さなQRコードを認識させる際には、カメラの品質により、認識できる場合とできない場合があります。
本ライブラリを使用する際には、認識対象のQRコードが読み込めるかどうか、十分確認した上で使用してください。
QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です。
QRコードの利用で必要になる権利表記については、株式会社デンソーウェーブの規定に従ってください。
本パッケージを動作させるには以下の開発環境が必要です。
本パッケージは以下のバージョンの開発環境で動作確認しています。
本パッケージを解凍後、任意のディレクトリに配置してください。
パスにスペースや全角文字が含まれないディレクトリに配置することを推奨します。
目的のディレクトリに配置後、setup.wsf を起動することで、環境変数 CTRMW_QRD_ROOT に対してパッケージのルートディレクトリの絶対パスが設定されます。
本ミドルウェアをアプリケーションに導入する場合、以下のヘッダファイルとライブラリをリンクしてください。
なし。
リリース後に判明した不具合などの最新情報については、開発者サポート Web サイトの「技術情報」を参照してください。
本パッケージの構成を下記に示します。
※全てのファイルを列挙しているわけではありませんので注意してください。
CTR_MW-QRD/ | +- documents/ | | | +- API/ | | | +- index.html … 関数リファレンス | | +- include/ | | | +- mw/ | | | +- qrd/ | | | +- qrd.h … ヘッダファイル | +- libraries/ | | | +- (Platform)/ | | | +- (target)/ | | | +- libmw_qrd.fast.a … ライブラリファイル | +- libmw_qrd.small.a | +- sampledemos/ … サンプルデモ(全1種) | | | +- stdapp | | | | | +- DecodeSample 標準アプリケーションビルド環境 | | | +- extapp | | | +- DecodeSample 拡張アプリケーションビルド環境 | | +- Readme-QRD-2_0_1.html … Readme ファイル
各関数の詳細な説明とサンプルデモの動作方法については関数リファレンスを参照してください。
関数リファレンス