Readme-NAR-2_0_1-ja.html

NARLib Ver 2.0.1

目次

  1. はじめに
  2. 注意事項
  3. 権利関連の補足/注意
  4. 必要なシステム
  5. 動作確認環境
  6. インストール方法
  7. 既知の不具合
  8. パッケージ構成
  9. 関連資料
  10. 変更履歴

1. はじめに

本パッケージは、AR (Augmented Reality :拡張現実) を実現するためのライブラリです。
本パッケージを使用することでカメラからの映像に対して AR の効果を得ることができます。

本パッケージには、「AR カードを使用したアプリケーション開発ガイド」が含まれています。
独自の AR カードを作る際の注意点や、3DS 同梱の AR カードを使う場合の注意点などがまとめられていますので、
AR カードを使用した AR アプリケーションの開発を検討している方はまずこちらを参照してください。
AR カードを使用したアプリケーション開発ガイド (PDF)

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2. 注意事項

本パッケージは、3DS 環境以外では使用しないでください。

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3. 権利関連の補足/注意

本ミドルウェアの権利表記は不要です。

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4. 必要なシステム

本パッケージを動作させるには以下の開発環境が必要です。

また、本パッケージに含まれるツールを動作させるには以下の環境が必要です。

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5. 動作確認環境

本パッケージは以下のバージョンの開発環境で動作確認しています。

また、本パッケージに含まれるツールは以下の環境で動作確認しています。

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6. インストール方法

パッケージの配置

本パッケージを解凍後、任意のディレクトリに配置してください。
パスにスペースや全角文字が含まれないディレクトリに配置することを推奨します。
目的のディレクトリに配置後、setup.wsf を起動することで、環境変数 CTRMW_NAR_ROOT に対してパッケージのルートディレクトリの絶対パスが設定されます。

ツールのインストール

本パッケージには画像を変換するためのいくつかのツールが含まれます。
インストール操作は不要です。
ツールの使用方法については関数リファレンスを参照してください。

アプリケーションへの導入

本ミドルウェアをアプリケーションに導入する場合、以下のヘッダファイルとライブラリをリンクしてください。

ヘッダファイル
include/mw/nar/nar.h
ライブラリ
libraries/(platform)/(target)/libmw_nar.(option).a

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7. 既知の不具合

特にありません。
リリース後に判明した不具合などの最新情報については、開発者サポート Web サイトの「技術情報」を参照してください。

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8. パッケージ構成

本パッケージの構成を下記に示します。
※全てのファイルを列挙しているわけではありませんので注意してください。

CTR_MW-NAR/
    |
    +- documents/
    |    |
    |    +- API/
    |    |    |
    |    |    +- index.html … 関数リファレンス
    |    |
    |    +- Manual/
    |         |
    |         +- CTR-CTR_MW_NAR_ApplicationDevelopGuide.pdf … AR カードを使ったアプリケーション開発ガイド
    |         +- CTR_MW_NAR_ProgrammingManual.pdf … プログラミングマニュアル
    |
    +- include/
    |    |
    |    +- mw/
    |         |
    |         +- nar/
    |               |
    |               +- nar.h … ヘッダファイル
    |
    +- libraries/
    |    |
    |    +- (Platform)/
    |         |
    |         +- (target)/
    |              |
    |              +- libmw_nar.fast.a … ライブラリファイル
    |              +- libmw_nar.small.a
    |
    +- sampledemos/ … サンプルデモ
    |    |
    |    +- (stdapp)/ … 標準アプリのサンプルデモ
    |    |    |
    |    |    +- simple: マーカー上に立方体を描画する最も単純なサンプルです。
    |    |    +- stereo: ステレオカメラを使用したサンプルです。
    |    |    +- marker_maker: マーカーパターンを作成できるサンプルです。
    |    |    +- multi_marker: 複数のマーカーを認識するサンプルです。
    |    |
    |    +- (extapp)/ … 拡張アプリのサンプルデモ
    |
    +- tools/
    |    |
    |    +- ar_marker_maker: 画像ファイルからマーカー検出に必要な簡易データを作成するためのツール。
    |
    +- resources/
    |    |
    |    +- ARCard … 3DS 本体に同梱されている AR カードの PDF ファイルです。印刷して使用してください。
    |    |    +- ARCard01_hatena.pdf
    |    |    +- ARCard02_mario.pdf
    |    |    +- ARCard03_link.pdf
    |    |    +- ARCard04_kirby.pdf
    |    |    +- ARCard05_samus.pdf
    |    |    +- ARCard06_pikmin.pdf
    |    |
    |    +- Image … AR 機能の説明に用いることができるハテナカードのデータです。
    |         +- CTRN_HAR_char01_C.psd
    |         +- CTRN_HAR_char01_R.psd
    |
    +- Readme-NAR-2_0_1-ja.html … Readme ファイルです。
    +- setup.wsf … 環境変数設定用のスクリプトファイルです。

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9. 関連資料

AR カードを使用した AR アプリケーションの開発を検討している方はまず以下のドキュメントを参照してください。
AR カードを使用したアプリケーション開発ガイド (PDF)

本ミドルウェアの仕様や使用方法についてはプログラミングマニュアルを参照してください。
プログラミングマニュアル (PDF)

各関数の詳細な説明とサンプルデモの動作方法については関数リファレンスを参照してください。
関数リファレンス


resources/Image 以下には AR 機能の説明に用いるためのハテナカードのデータが格納されています。
これらのデータは機能の説明において正確なハテナカードの画像を表示したい場合に使用してください。
機能の説明には簡略化したイラストなどを使用しても問題ありません。

使用の際には以下の点にご注意ください。

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10. 変更履歴

● Ver 2.0.1 [2014/09/19]
● Ver 2.0.0 [2014/05/16]
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