2.1. ほかのアプリケーションのセーブデータを利用する場合
ほかのアプリケーションのセーブデータにアクセスする場合、エラー発生時に返されるエラーコードが自身のセーブデータにアクセスした場合とは異なることがあります。
そのため、ほかのアプリケーションのセーブデータにアクセスする際のエラーハンドリングは、以下のように実装してください。
- nn::fs::ResultNotFound、nn::fs::ResultBadFormat、nn::fs::ResultVerificationFailed のいずれかが返されたとき
挙動に差を設けず、アクセス先セーブデータが正しく作られていない可能性がある旨をユーザーに通知してください。
例:「(アクセス先アプリケーション名)のセーブデータが見つかりません。(アクセス先アプリケーション名)のセーブデータが正しく作られているか確かめてください。」など
- nn::fs::ResultOperationDenied が返されたとき
セーブデータのアクセスに失敗した旨をユーザーに通知してください。
- 想定外のエラーが返されたとき
FATAL エラーとして処理せず、セーブデータのアクセスに失敗した旨をユーザーに通知してください。
上記のエラーが発生した場合は、そのセーブデータへのアクセスを中止してください。正しくハンドリングを行ったあとであれば、別のタイミングで再マウントを行っても構いません。
ユーザーの操作によってほかのアプリケーションのセーブデータにアクセスする場合、ユーザーへの通知に関しても対応は必須です。アプリケーションが自動的にアクセスする場合は、ユーザーへの通知に関しての対応は自由です。
エラーハンドリングの詳細については、関数リファレンスの「セーブデータアーカイブ(他プログラム)」を参照してください。
ファイルシステム
セーブデータ
ほかのアプリケーションのセーブデータ
エラーハンドリング
nn::fs::ResultNotFound
nn::fs::ResultBadFormat
nn::fs::ResultVerificationFailed
nn::fs::ResultOperationDenied