IS-SNAKE DevKit は SNAKE を対象としたアプリケーション開発支援ツールですが、CTR を対象とした標準アプリの開発にも使用することができます。
「4.2. 標準アプリ、拡張アプリ」で述べたとおり、標準アプリは CTR、SNAKE とも標準モードで動作しますが、拡張アプリは CTR と SNAKE で動作させる際、CPU の動作速度、使用できるメモリサイズが異なります。通常、IS-SNAKE DevKit では拡張アプリは拡張モードで動作しますが、強制 CTR 互換モードを使うことで、拡張アプリであっても標準モードで動作確認をすることができます。
ただし、「17. 付録:標準アプリの SNAKE での動作確認について」に記載の表のように、一部仕様に互換性がないため IS-SNAKE DevKit での動作は CTR 上での挙動と異なるものがあります。標準アプリ、拡張アプリいずれの場合でも必ず CTR 環境での動作確認を行ってください。
補足:
「強制 CTR 互換モード」については IS-CTR-DEBUGGER のヘルプを参照してください。