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CTR-Pia 5.4.3 for SDK 11.5.2

目次

  1. はじめに
  2. 注意事項
  3. 必要なシステム
  4. 動作確認環境
  5. インストール方法
  6. 利用方法
  7. サンプルのビルド
  8. OMAS 申請時の注意
  9. 既知の不具合
  10. ファイルリスト
  11. 付属ドキュメント一覧
  12. 変更履歴

1. はじめに

本パッケージは CTR 向けの P2P 通信ライブラリである CTR-Pia 5.4.3 です。
本パッケージは全てのモジュールが RC 版です。弊社窓口に事前に相談いただくことでマスター提出が可能となります。

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2. 注意事項

未対応の機能については、プログラミングマニュアルの各モジュール毎のトップページにある機能概要を参照ください。

インクルード時のフラグ定義に関して
本ライブラリのヘッダファイルをインクルードするときのフラグは、CTR-SDK 同梱のビルドシステムのフラグ設定に従ってください。
具体的には、Release ビルドのときは、 NN_BUILD_VERBOSE や NN_BUILD_DEVELOPMENT、NN_BUILD_DEBUG、NN_BUILD_NOOPT を定義してはいけません。
Developmemt ビルドのときは、NN_BUILD_RELEASE や NN_BUILD_DEBUG、NN_BUILD_NOOPTを定義してはいけません。
また、Debug ビルドのときは、NN_BUILD_RELEASE や NN_BUILD_DEVELOPMENT を定義してはいけません。
各ビルド時のフラグ定義の詳細は CTR-SDK のビルドシステムを参照して下さい。
CTR-SDK 同梱のビルドシステムと異なるフラグ設定でビルドした場合、正常に動作しない事があります。

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3. 必要なシステム

CTR-Pia を利用するためには CTR_SDK がインストールされている必要があります。
また、インターネット通信を行うには、CTR-NEX がインストールされている必要があります。
ローカル通信、LAN 通信のみを使用する場合は CTR-NEX は不要です。

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4. 動作確認環境

CTR_SDK CTR-SDK 11.5.2
CTR_NEX CTR-NEX 4.2.0
最新の CTR-SDK, CTR-NEX での動作確認状況については、ダウンロード元サイトの最新情報を参照して下さい。

また、各モジュールがサポートする最大接続台数は以下の通りです。 要望があればサポート台数の増加を検討していきます。

session sync clone reckoning
インターネットマッチメイク 12 8 12 12
ローカルマッチメイク 8(12) 8 8(12) 8(12)
LAN マッチメイク 4 4 4 4

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5. インストール方法

本パッケージをマルチバイト文字やスペースを含まないパスに展開してください。
サンプルデモをビルドするためには、以下の環境変数が設定されている必要があります。
ただし、SampleLibWithoutNex, session/AdvancedWithoutNex については CTRNEX_ROOT が設定されていなくてもビルドが可能です。

CTRSDK_ROOT
CTRSDK をインストールしたディレクトリ
CTRNEX_ROOT
CTRNEX をインストールしたディレクトリ
CTRPIA_ROOT
パッケージ展開後、SetupCTR.wsf をダブルクリックで実行してください。実行したディレクトリが CTRPIA_ROOT として環境変数に設定されます。

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6. 利用方法

下記のパスをインクルードパスに設定し、モジュールに応じたヘッダファイル(nn\pia\common.h, nn\pia\local.h, etc..)をインクルードしてください。
$(CTRPIA_ROOT)\Include

下記のパスにあるライブラリをビルドターゲットに応じてリンクしてください。
$(CTRPIA_ROOT)\Libraries

本パッケージに収録されているのは fast ビルドのライブラリのみになります。
CPU 負荷がボトルネックになりやすい P2P 通信では通常 fast ビルドしか使用されないため、また fast ビルドの検証を充実させるために small ビルドは含めていません。
small ビルドのライブラリが必要な場合は、弊社までご連絡ください。

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7. サンプルのビルド

$(CTRPIA_ROOT)/Samples で omake して下さい。

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8. OMAS 申請時の注意

ネットワークサービス対応のアプリケーション開発には、 OMAS(Online title MAnagement System) への申請が必要です。
Pia ライブラリを使用する場合、 OMAS 申請時の 「NEX マッチメイク」-「使用 P2P ライブラリ」の設定項目は 必ず「Pia」を選択してください。

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9. 既知の不具合

リリース後に判明した不具合などの最新情報については、開発者サポート Web サイトの「仕様・不具合情報」を参照してください。

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10. ファイルリスト

Include
アプリケーションからインクルードするヘッダが含まれます。
Sources
Pia ライブラリのソースのうち、アプリ開発者にとって参考となるソースを一部公開しています。
Libraries
アプリケーションからリンクするライブラリが含まれます。
Samples
サンプルが含まれます。
Documents
プログラミングマニュアルや API リファレンスなどのドキュメントが含まれます。
Tools
各種ツールが含まれます。

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11. 付属ドキュメント一覧

付属ドキュメントのリンク一覧を以下に示します。

プログラミングマニュアル
Documents\index.html
API リファレンス
Documents\contents\PiaLibAPI\index.html

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12. 変更履歴

変更履歴については Documents\ReleaseNotes\ChangeLog-CTR_Pia.txt を参照してください。

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