CTR-Pia  5.4.3
Game Communication Engine
 全て クラス ネームスペース 関数 変数 型定義 列挙型 列挙型の値 ページ
構造体 nn::pia::sync::SyncProtocol::Setting

初期化時に指定する設定構造体です。 [詳細]

Public メソッド

 Setting ()
 デフォルトコンストラクタです。
 

Public 変数

uint32_t dataCompressionLevel
 同期データの圧縮レベルを指定します。
 
uint32_t dataUnitSize [DataIdNum]
 各データ ID に対応させる同期データのサイズを指定します。
 
bool isChangeDelayEnabled
 同期通信中の入力遅延変更機能を有効にするかを指定します。デフォルトは false(無効)です。
 
uint32_t maxDelay
 入力遅延の最大フレーム数です。
 
uint32_t timeoutFrame
 パケットを受信できない状態がこのフレーム数(SyncProtocol::Step の呼び出し回数)連続したら、タイムアウトとして同期通信を終了します。
 

説明

初期化時に指定する設定構造体です。

同期通信するステーション間で同じ値を指定する必要があります。

コンストラクタとデストラクタ

nn::pia::sync::SyncProtocol::Setting::Setting ( )

デフォルトコンストラクタです。

デフォルト値で初期化されます。

変数

uint32_t nn::pia::sync::SyncProtocol::Setting::dataCompressionLevel

同期データの圧縮レベルを指定します。

SyncProtocol::CompressionLevelNone を指定すると圧縮を行いません。 SyncProtocol::CompressionLevelLow が速度重視、SyncProtocol::CompressionLevelHigh が圧縮率重視となります。 SyncProtocol::CompressionLevelMiddle はその中間です。 デフォルト値は SyncProtocol::CompressionLevelNone です。 これらの値以外はサポート対象外です。 プラットフォームの CPU 性能によって処理時間が大きく変動します。

uint32_t nn::pia::sync::SyncProtocol::Setting::dataUnitSize[DataIdNum]

各データ ID に対応させる同期データのサイズを指定します。

使用しないデータ ID には 0 を指定する必要があります。 設定できる最大値は、SyncProtocol::GetDataUnitSizeMax で取得できます。

参照
SyncProtocol::GetDataUnitSizeMax
uint32_t nn::pia::sync::SyncProtocol::Setting::maxDelay

入力遅延の最大フレーム数です。

1 ~ SyncProtocol::FrameDelayMax の値を指定する必要があります。

uint32_t nn::pia::sync::SyncProtocol::Setting::timeoutFrame

パケットを受信できない状態がこのフレーム数(SyncProtocol::Step の呼び出し回数)連続したら、タイムアウトとして同期通信を終了します。

0 を指定すると、タイムアウトによる同期通信の終了は行わず、パケットを受信するまで待ち続けます。