CTR-Pia  5.4.3
Game Communication Engine
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クラス nn::pia::common::Report

アプリ開発者に伝えるレポートをプリントするクラスです。 [詳細]

+ nn::pia::common::Reportに対する継承グラフ

Public メソッド

 Report (void)
 コンストラクタです。ログレベルのビットマスクは全てのビットが1の状態でオブジェクトが構築されます。
 
 Report (uint32_t mask)
 コンストラクタです。引数でログレベルのマスクを指定できます。
 
 ~Report ()
 デストラクタです。
 
bool IsFlagSet (uint64_t flag) const
 特定のフラグが設定されているかどうかを返します。
 
bool IsPrintTime () const
 時刻表示の ON / OFF を取得します。
 
void ResetBaseTime ()
 時刻表示の基準時刻を現在の時刻にします。
 
void SetMask (uint32_t mask)
 マスクを設定します。特定のレベルのログ表示を抑制したりすることができます。
 
void SetPrintTime (bool isPrint)
 時刻表示の ON / OFF を切り替えます。
 

Static Public メソッド

static ReportGetGlobalObject (void)
 SetGlobalObject() で指定された Report オブジェクトへのポインタが返されます。
 
static void SetGlobalObject (Report *pReport)
 グローバルログオブジェクトを登録します。
 

Static Public 変数

static const uint32_t LevelError = 0x00000001 << 2
 エラーレベル(復帰可能)。
 
static const uint32_t LevelInfo = 0x00000001 << 0
 Pia 内部の詳細情報レベル。
 
static const uint32_t LevelWarning = 0x00000001 << 1
 警告レベル(修正すべきだが無視可能)。
 

説明

アプリ開発者に伝えるレポートをプリントするクラスです。

レポートにはレベルを設定することができ、レベル毎にログの 表示/非表示を切り替えることができます。

コンストラクタとデストラクタ

nn::pia::common::Report::Report ( uint32_t  mask)
explicit

コンストラクタです。引数でログレベルのマスクを指定できます。

引数
[in]maskログレベルのビットマスク。

関数

static Report* nn::pia::common::Report::GetGlobalObject ( void  )
inlinestatic

SetGlobalObject() で指定された Report オブジェクトへのポインタが返されます。

nn::pia::common::Initialize() を呼ぶと、内部で暗黙的に Report インスタンスが作成され、 そのインスタンスがグローバルログオブジェクトとしてセットされます。

戻り値
グローバルログオブジェクトとして登録されているインスタンスへのポインタ。
bool nn::pia::common::Report::IsFlagSet ( uint64_t  flag) const
inline

特定のフラグが設定されているかどうかを返します。

なお、 IsFlasSet ( TraceFlagNever ) の結果は true となります。

戻り値
特定のフラグが設定されていれば true 、そうでなければ false を返します。
引数
[in]flag問い合わせるトレースフラグ。
bool nn::pia::common::Report::IsPrintTime ( ) const
inline

時刻表示の ON / OFF を取得します。

戻り値
時刻表示が ON になっていれば true を返します。
static void nn::pia::common::Report::SetGlobalObject ( Report pReport)
inlinestatic

グローバルログオブジェクトを登録します。

引数で指定した Report オブジェクトが、グローバルログオブジェクトとして登録されます。 PIA_REPORT() マクロは、ここで登録された Report オブジェクトを利用してログ出力を行います。

引数
[in]pReport登録するReportオブジェクトへのポインタ。
void nn::pia::common::Report::SetMask ( uint32_t  mask)
inline

マスクを設定します。特定のレベルのログ表示を抑制したりすることができます。

この API により、出力されるログを絞り込むことができます。

引数
[in]maskログレベルのビットマスクの論理和。
void nn::pia::common::Report::SetPrintTime ( bool  isPrint)
inline

時刻表示の ON / OFF を切り替えます。

ON の時は "[Pia:12345] ..." のように基準時刻からの経過時間をミリ秒単位で表示します。

引数
[in]isPrinttrue なら時刻を表示します。