1.9. 通信互換

Pia の通信互換について説明します。

異なるバージョン間での通信互換

Pia のバージョンが X.Y.Z のとき、

X をメジャーバージョン

Y をマイナーバージョン

Z をマイクロバージョン

と呼びます。

 

異なるメジャーバージョン間では通信互換はありません。例えば、4.X.X を使用したアプリケーションと 5.X.X を使用したアプリケーションでは通信を行うことはできません。

メジャーバージョンが同一で、マイナーバージョンが異なる場合は、基本的に通信互換は保証されませんが、モジュールによっては通信互換が維持されている場合があります。

マイクロバージョンのみが異なる場合は、通信互換が維持されています。例えば、5.2.0 を使用したアプリケーションと 5.2.1 を使用したアプリケーションでは通信を行うことができ、マスターアップも可能です。

 

参考:

ゲーム通信エンジンは内部仕様が複雑なため古いバージョンになるほど修正が困難となってきます。できるだけ新しいバージョンを使用してマスターアップしていただくことを推奨します。

 

異なるプラットフォーム間での通信互換

PiaInet、PiaLan はプラットフォーム間通信に対応しています。異なるプラットフォームとの通信互換も上記「異なるバージョン間での通信互換」と同様に維持されています。