CTR NEX API Reference
nn::nex::OperationCallback クラスabstract

システム操作に対するコールバック関数を定義します。 [詳解]

#include <OnlineCore/src/Core/OperationManager.h>

+ nn::nex::OperationCallback の継承関係図

公開メンバ関数

 OperationCallback (qInt32 iPriority)
 オブジェクトを初期化します。 [詳解]
 
virtual void CallMethod (Operation *pOperation)=0
 このOperationCallbackの実装です。 [詳解]
 
qInt32 GetPriority () const
 OperationCallbackの優先度を取得します。 [詳解]
 

詳解

システム操作に対するコールバック関数を定義します。

与えられたシステム操作(Operation)に対するコールバック関数を実装するために、 このクラスから派生したクラスを作成して、CallMethod() を実装したものを OperationManagerOperationManager::RegisterCallback() を使って登録する 必要があります。OperationCallbackは、ステーションがセッションを離れた理由や、 複製オブジェクトがマイグレーション(複製オブジェクトのコントロール権のステーション間転移)が 発生したのかなどの情報を取得するために便利です。

参照
OperationManager

構築子と解体子

nn::nex::OperationCallback::OperationCallback ( qInt32  iPriority)

オブジェクトを初期化します。

OperationCallbackは数値による優先順にしたがって呼び出されます。 優先度は正の値または負の値の整数で、操作に関係のあるイベントをシステムが実行する順序を決定します。 優先度0は、操作の実行のために予約されています。そのため、アプリケーション側で利用できる 優先度は-1024から-1までと、1から1024までとなります。システム側で利用する優先度はこれ以外を利用します。

OperationManager

関数詳解

virtual void nn::nex::OperationCallback::CallMethod ( Operation pOperation)
pure virtual

このOperationCallbackの実装です。

この関数は、このOperationCallbackが呼び出されたときにどのような処理を実行するのかを定義します。

引数
[in]pOperationこのOperationCallbackが呼び出されたシステム操作へのポインタ
qInt32 nn::nex::OperationCallback::GetPriority ( ) const

OperationCallbackの優先度を取得します。

OperationCallbackは数値による優先順にしたがって呼び出されます。 優先度は正または負の整数で、操作に関係のあるイベントをシステムが実行する順序を決定します。 優先度0は、操作の実行のために予約されています。そのため、アプリケーション側で利用できる 優先度は-1024から-1までと、1から1024までとなります。システム側で利用する優先度はこれ以外を利用します。 詳細につきましては、OperationManager を参照して下さい。

戻り値
このOperationCallbackの優先度が返ります。