CTR NEX API Reference
nn::nex::PHBDRParameters クラス

推測航法におけるパラメータを管理するクラスです。 [詳解]

#include <NetZ/src/Extensions/PHBDR/PHBDRParameters.h>

+ nn::nex::PHBDRParameters の継承関係図

公開型

enum  ANGLE_TYPE {
  ANGLE_IN_RADIANS = 1,
  ANGLE_IN_DEGREES = 2
}
 角度の単位を表す列挙型です。 [詳解]
 

公開メンバ関数

void ApplyConvergence (qBool bFlag)
 収束アルゴリズムを使用するかどうかを設定します。 [詳解]
 
qBool ApplyConvergence () const
 収束アルゴリズムを使用するかどうかを返します。 [詳解]
 
void ForceLinearConvergence ()
 推測航法における収束予測で、線形収束アルゴリズムを行うように設定します。
 
void ForceLinearTracking ()
 推測航法におけるトラッキング予測で、線形トラッキングを行うように設定します。
 
void ForceNonLinearConvergence ()
 推測航法における収束予測で、非線形収束アルゴリズムを行うように設定します。
 
void ForceNonLinearTracking ()
 推測航法におけるトラッキング予測で、非線形トラッキングを行うように設定します。
 
TimeInterval GetMaximumLocalCorrectionDelay () const
 最大ローカル修正遅延を取得します。 [詳解]
 
void SetConvergenceAngleThreshold (qReal dAngle, ANGLE_TYPE byAngleUnit=ANGLE_IN_RADIANS)
 推測航法における収束予測で、収束アルゴリズムを切り替えるしきい値を設定します。 [詳解]
 
qBool SetConvergenceDelay (TimeInterval tiMinCPDelay, TimeInterval tiMaxCPDelay)
 収束アルゴリズムの最小遅延・最大遅延を設定します。 [詳解]
 
void SetMaximumLocalCorrectionDelay (TimeInterval tiMaximumLocalCorrectionDelay)
 最大ローカル修正遅延を設定します。 [詳解]
 
void SetTrackingAngleThreshold (qReal dAngle, ANGLE_TYPE byAngleUnit=ANGLE_IN_RADIANS)
 推測航法におけるトラッキング予測で、トラッキングアルゴリズムを切り替えるしきい値を設定します。 [詳解]
 

静的公開メンバ関数

static TimeInterval GetExtrapolationDelay ()
 推測航法の推定遅延を取得します。 [詳解]
 
static void SetExtrapolationDelay (TimeInterval tiDelay)
 推測航法の推定遅延を設定します。 [詳解]
 

詳解

推測航法におけるパラメータを管理するクラスです。

DataSet::GetPHBDRParameters() でデータセットごとに取得できます。

推測航法機能とは、他のプレイヤーの動き(位置や向きなど)を自然に見えるように補間する機能です。 DDL定義のデータセットで extrapolation_filter を指定することで使用可能になります。

詳細はプログラミングマニュアルを参照してください。

列挙型メンバ詳解

角度の単位を表す列挙型です。

列挙値
ANGLE_IN_RADIANS 

ラジアン

ANGLE_IN_DEGREES 

ディグリー

関数詳解

static void nn::nex::PHBDRParameters::SetExtrapolationDelay ( TimeInterval  tiDelay)
static

推測航法の推定遅延を設定します。

引数
[in]tiDelay遅延時間をミリ秒単位で指定します。デフォルトは0です。
参照
GetExtrapolationDelay
static TimeInterval nn::nex::PHBDRParameters::GetExtrapolationDelay ( )
static

推測航法の推定遅延を取得します。

戻り値
現在の推定遅延が返ります。単位はミリ秒です。
参照
SetExtrapolationDelay
void nn::nex::PHBDRParameters::ApplyConvergence ( qBool  bFlag)

収束アルゴリズムを使用するかどうかを設定します。

引数
[in]bFlag収束アルゴリズムを使用するかどうかを設定します。デフォルトは true です。
qBool nn::nex::PHBDRParameters::SetConvergenceDelay ( TimeInterval  tiMinCPDelay,
TimeInterval  tiMaxCPDelay 
)

収束アルゴリズムの最小遅延・最大遅延を設定します。

引数
[in]tiMinCPDelay最小収束遅延をミリ秒単位で指定します。デフォルトは 250 です。
[in]tiMaxCPDelay最大収束遅延をミリ秒単位で指定します。デフォルトは 1000 です。
戻り値
設定が成功したかどうかが返ります。
tiMinCPDelay または tiMaxCPDelay が0以下、 tiMinCPDelay より tiMaxCPDelay が小さい場合に false が返り、SYSTEMERROR_GEN_OUT_OF_RANGE がシグナルされます。
TimeInterval nn::nex::PHBDRParameters::GetMaximumLocalCorrectionDelay ( ) const

最大ローカル修正遅延を取得します。

戻り値
現在の最大ローカル修正遅延が返ります。単位はミリ秒です。
void nn::nex::PHBDRParameters::SetMaximumLocalCorrectionDelay ( TimeInterval  tiMaximumLocalCorrectionDelay)

最大ローカル修正遅延を設定します。

引数
[in]tiMaximumLocalCorrectionDelay最大ローカル修正遅延をミリ秒単位で指定します。デフォルトは 3500 です。
qBool nn::nex::PHBDRParameters::ApplyConvergence ( ) const

収束アルゴリズムを使用するかどうかを返します。

戻り値
収束アルゴリズムを使用するかどうかが返ります。
void nn::nex::PHBDRParameters::SetTrackingAngleThreshold ( qReal  dAngle,
ANGLE_TYPE  byAngleUnit = ANGLE_IN_RADIANS 
)

推測航法におけるトラッキング予測で、トラッキングアルゴリズムを切り替えるしきい値を設定します。

データ変化の包囲各が指定したしきい値より小さい場合には線形トラッキングアルゴリズムが使われ、 大きい場合には非線形トラッキングアルゴリズムが使用されます。

引数
[in]dAngle角度のしきい値を設定します。
[in]byAngleUnitdAngleがラジアンなのか、ディグリーなのかを指定します。
void nn::nex::PHBDRParameters::SetConvergenceAngleThreshold ( qReal  dAngle,
ANGLE_TYPE  byAngleUnit = ANGLE_IN_RADIANS 
)

推測航法における収束予測で、収束アルゴリズムを切り替えるしきい値を設定します。

データ変化の包囲各が指定したしきい値より小さい場合には非線形トラッキングアルゴリズムが使われ、 大きい場合には線形トラッキングアルゴリズムが使用されます。

引数
[in]dAngle角度のしきい値を設定します。
[in]byAngleUnitdAngleがラジアンなのか、ディグリーなのかを指定します。