CTR NEX API Reference
nn::nex::DOCoreErrorCode 名前空間

DOCore モジュールのエラーコードを定義する名前空間です。 [詳解]

列挙型

enum  ErrorCode { ,
  StationNotReached = 1,
  TargetStationDisconnect = 2,
  LocalStationLeaving = 3,
  ObjectNotFound = 4,
  InvalidRole = 5,
  CallTimeout = 6,
  RMCDispatchFailed = 7,
  MigrationInProgress = 8,
  NoAuthority = 9,
  NoTargetStationSpecified = 10,
  JoinFailed = 11,
  JoinDenied = 12,
  ConnectivityTestFailed = 13,
  Unknown = 14,
  UnfreedReferences = 15,
  JobTerminationFailed = 16,
  InvalidState = 17,
  FaultRecoveryFatal = 18,
  FaultRecoveryJobProcessFailed = 19,
  StationInconsistency = 20,
  AbnormalMasterState = 21,
  VersionMismatch = 22
}
 DOCore モジュールのエラーコード [詳解]
 

詳解

DOCore モジュールのエラーコードを定義する名前空間です。

列挙型詳解

DOCore モジュールのエラーコード

列挙値
StationNotReached 

呼び出し対象のステーションに到達できませんでした。

TargetStationDisconnect 

呼び出しは実行されましたが、応答が返る前に対象ステーションとの接続が途絶えました。

LocalStationLeaving 

呼び出しは実行されましたが、ローカルステーションはセッションを離脱中のため、応答を受け取れません。

ObjectNotFound 

呼び出し対象のオブジェクトが、対象ステーション中に見つかりません。

InvalidRole 

オブジェクトは見つかりましたが、その役割(Role)が想定と異なっています。例えば、RMCにTargetObjectMustBeMasterフラグがセットされていながら、複製マスターではなくデュプリカに対してRMCを呼び出したようなケースが該当します。

CallTimeout 

呼び出しに設定されたタイムアウト時間内に処理を完了できなかったため、呼び出しは失敗しました。

RMCDispatchFailed 

RMCのメソッド実行は失敗しました。このエラーはRMCの呼び出し元と呼び出され側とでDDLバージョンが矛盾する場合に起こりえます。この結果は、コンテキストがRMCContextである場合にのみ有効です。

MigrationInProgress 

オブジェクトのマイグレーションが進行中です。この結果は、コンテキストがMigrationContextである場合にのみ有効です。

NoAuthority 

オブジェクトは見つかりました。しかしTargetObjectMustHaveAuthorityフラグがセットされているにもかかわらず、オブジェクトにはその権限がありません。オブジェクトの権限についての詳細な情報は、DuplicatedObject::HasAuthorityを参照して下さい。

NoTargetStationSpecified 

この呼び出しの対象となるステーションが指定されていません。

JoinFailed 

JoinSessionへの呼び出しが失敗しました。

JoinDenied 

JoinSessionへの呼び出しが拒絶されました。

ConnectivityTestFailed 

接続テストに失敗したため、JoinSessionが失敗しました。

Unknown 

不明な呼び出し結果です。

UnfreedReferences 

オブジェクトの破棄処理において、いくつかの参照またはセレクションイテレータが、破棄されようとしている複製オブジェクトをまだポイントしています。DORef::TraceReferences() を用いて、原因となっている参照もしくはセレクションイテレータを見つけ出して下さい。

JobTerminationFailed 

JobTerminateFacadeにおいて、終了処理が完了できなかったことを表すエラーです。 深刻度は SEVERITY_CRITICAL に分類されますが、NEXのオブジェクト(NetZ/NGSなど)とメモリアロケーターの再初期化による対処も可とします。

InvalidState 

DuplicatedObjectクラス内部で発生しうるエラーです。発生してしまった場合は、NetZオブジェクトの初期化が必要です。

FaultRecoveryFatal 

障害回復処理の開始に失敗したことを表すエラーです。

FaultRecoveryJobProcessFailed 

障害回復処理実行中に失敗したことを表すエラーです。

StationInconsistency 

ステーション数がセッションマスターと違う状態が続いたことを表すエラーです。

AbnormalMasterState 

セッションマスターが二重に存在するなどして、復帰不可能な状態になったことを表すエラーです。

VersionMismatch 

ホストとのアプリケーションもしくは、NetZのバージョンが異なり互換性がなく通信できないことを表すエラーです。