CTR NEX API Reference
nn::nex::HostMigrationExtension クラスabstract

ホストマイグレーション拡張機能を利用するためのクラスです。 [詳解]

#include <NetZ/src/Core/HostMigration/HostMigrationExtension.h>

nn::nex::SystemComponentを継承しています。

公開メンバ関数

RefCountedObjectAcquireRef ()
 参照カウントを 1 増加させます。
 
void ReleaseRef ()
 参照カウントを 1 減少させます。0 になるときに自分自身を delete します。
 

静的公開メンバ関数

static qBool Disable ()
 NetZ のホストマイグレーション拡張機能を無効にします。 [詳解]
 
static qBool Register ()
 NetZ にホストマイグレーション拡張機能を登録します。 [詳解]
 

詳解

ホストマイグレーション拡張機能を利用するためのクラスです。

ホストマイグレーション拡張機能を利用すると、 P2P セッション内でセッションホストが移行されると、 該当するマッチメイクセッションについて、適切な MatchMakingClient::UpdateSessionHost() の呼び出しが行われます。 これにより、 P2P セッションのホストとゲームサーバーに登録されたホストを簡単に同期させることができます。

ホストマイグレーション拡張機能の利用手順は以下の通りです。

ホストマイグレーション拡張機能はネットワークトポロジーがClientServerの以外の場合で使用できます。

参照
HostMigrationCallback

関数詳解

static qBool nn::nex::HostMigrationExtension::Register ( )
static

NetZ にホストマイグレーション拡張機能を登録します。

本関数は NetZ オブジェクトの生成後、 P2P セッションを生成または参加 する前に呼び出してください。NetZ オブジェクトが破棄される前に自動的に削除されますので、 Unregister は不要です。 同一のROMでインターネット通信モードとローカル通信モードを使用し、かつインターネット通信モードでホストマイグレーション拡張機能を使用する場合は、 ローカル通信モードで Disable()を実行することで、本関数の呼び出しを省略できます。


戻り値一覧:

true 成功

false 失敗

参照
Disable()
static qBool nn::nex::HostMigrationExtension::Disable ( )
static

NetZ のホストマイグレーション拡張機能を無効にします。

本関数は NetZ オブジェクトの生成後、 P2P セッションを生成または参加 同一のROMでインターネット通信モードとローカル通信モードを使用し、かつインターネット通信モードでホストマイグレーション拡張機能を使用する場合は、 ローカル通信モードで本関数を実行することで、 Register()の呼び出しを省略できます。


戻り値一覧:

true 成功

false 失敗

参照
Register()