Readme-CTR-ManualTools-1_4_1-patch-20141010.html

CTR-ManualTools-1_4_1-patch-20141010
2014 / 10 / 10

目次

  1. はじめに
  2. 注意事項
  3. 必要なシステム
  4. インストール方法
  5. 不具合修正
  6. 変更履歴

1. はじめに

本パッケージは、 CTR-ManualTools ver 1.4.1 付属の ManualTools で発生する不具合に対する修正用パッチです。

CTR-ManualTools ver 1.4.1 付属の ManualTool を使用する場合は、必ず適用してください。

修正用パッチを適用すると、CTR-ManualTools の ver が 1.4.2 に変更されます。

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2. 注意事項

本ドキュメントの内容は、機密情報であるため厳重な取扱い、管理を行ってください。

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3. 必要なシステム

OS Microsoft Windows 7 Professional (64-bit)
ランタイム Microsoft .NET Framework 3.5 SP1
Microsoft DirectX 9.0c(June 2007)

※OS は日本語版と英語版以外の環境では動作確認していません。

CTR-ManualEditor で使用するピクチャを作成するためには、以下のソフトウェアが必要です。

Adobe Photoshop CS6 / CS5 / CS4 / CS3 / CS2
CTR-ManualTools_PhotoshopPlugin NintendoWare for CTR 2.4.0 に付属のものと同等です。

※Windows 7(64-bit 版)上での、Adobe Photoshop 32-bit 版は、サポート対象外です。

PARTNER-CTR Debugger でプレビューする環境

CTR-ManualEditor で作成した電子説明書を PARTNER-CTR Debugger のコントローラ上にプレビューするには、以下の環境が必要です。

※ ManualViewerSD でのプレビュー環境も同じです。

デバッガ PARTNER -CTR デバッガソフトウェア

動作確認環境

PARTNER-CTR デバッガソフトウェア 5.70-045 20140604版
SystemUpdater 0.22.17
0.23.3

.NET Framework

ManualEditor を起動するには、Microsoft 社の .NET Framework 3.5 Service Pack 1 が必要です。

.NET Framework 3.5 Service Pack 1 以外の .NET Framework を使用した場合の動作の保証はできませんのでご注意ください。

.NET Framework 3.5 Service Pack 1は、以下のサイトからダウンロードしてインストールしてください。

言語 URL
日本語サイト http://www.microsoft.com/downloads/ja-jp/details.aspx?FamilyID=ab99342f-5d1a-413d-8319-81da479ab0d7&DisplayLang=ja
英語サイト http://www.microsoft.com/download/en/details.aspx?displaylang=en&id=22

DirectX エンドユーザーランタイム

CTR-ManualEditor はページウィンドウの描画に DirectX を利用します。

CTR-ManualEditor は Microsoft DirectX 9.0c(June 2007) で動作確認をしています。

そのため、DirectX 9.0c(June 2007) よりも新しいバージョンの DirectX をインストールしていただくことを推奨します。

DirectX のエンドユーザーランタイムは、以下のサイトからダウンロードしてインストールしてください。

言語 URL
日本語サイト http://www.microsoft.com/downloads/ja-jp/details.aspx?displaylang=ja&FamilyID=2da43d38-db71-4c1b-bc6a-9b6652cd92a3
英語サイト http://www.microsoft.com/download/en/details.aspx?displaylang=en&id=35

DirectXモードの動作環境について

CTR-ManualEditor を実用的な処理速度で利用するためには、DirectX モードで動作させる必要があります。

( DirectX モードでは、DirectX を利用することによって、プログラムは描画処理を高速にすることが可能になります。)

DirectX の動作には、PC が搭載するグラフィックスチップの性能が大きく影響します。

PC のグラフィックスチップには、多彩なハードウェアが存在するため、すべての環境での動作検証はできていません。

動作確認されているグラフィックス環境

以下の環境で動作確認をしています(これより古いものや、他社ビデオカード環境では正常に動作しない可能性があります)。

環境 詳細
OS Windows 7 64bit
CPU Intel 製 SSE3 対応 CPU
メモリ 2 Gbyte
ビデオカード nVIDIA GeForce 7000 シリーズ
nVIDIA Quadro FX570 シリーズ
AMD(ATI) Radeon HD4600 / HD5700 シリーズ

※Windows 7 は 64 ビット版のみサポートします。

※OS は日本語版と英語版以外の環境では動作確認していません。

※Radeon HD シリーズを使用する場合、AMD 社のウェブサイトよりダウンロードできる最新のグラフィックスドライバを使用してください。

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4. インストール方法

本パッケージをインストールするには、CTR-ManualTools ver 1.4.1 を PC にインストールする必要があります。
CTR-ManualTools ver 1.4.1 のインストール方法は、CTR-ManualTools に付属する Readme をご確認ください。

本パッケージのインストール方法は以下になります。

  1. 本パッケージを展開します。
  2. 展開すると、「CTR-Manualtools」フォルダが作成されます。
  3. 作成された CTR-Manualtools フォルダを、CTR-ManualTools ver 1.4.1 をインストールした先に作成されている「CTR-ManualTools」フォルダに上書きコピーします。
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5. 不具合修正

カラーピッカーのスポイト機能で抽出した色の RGB 値がずれる不具合を修正

カラーピッカーのスポイト機能で抽出した色の RGB 値のいずれかが 「112」 以下だった場合に、値が + 1 されて抽出されてしまう不具合が発生していました。

スポイト機能で 「112」 以下の値を抽出した場合も、正常な RGB 値で抽出されるように修正しました。

フレームオブジェクトの縦サイズによりフレーム画像の合わせ目に背景色が見える不具合を修正

フレームオブジェクトの縦サイズが、フレーム作成時に「上」「下」で使用している画像の縦サイズを合算した値と同じだと、印刷した際にフレームとして使用している画像の合わせ目に背景色が見えてしまう不具合が発生していました。
※使用するフレーム画像にアルファ要素が含まれていると発生する頻度が上がっていました。

上記の条件を満たすフレームオブジェクトがあるページを印刷しても、フレーム画像の合わせ目に背景色が見えないように修正しました。

NcpgTextTool でインポートするとオブジェクト名とオブジェクトの位置が変わる不具合を修正

以下の条件を満たすときに NcpgTextTool で XML / MessageStudio インポートを行うと、テキストオブジェクトの名前が変わりオブジェクトがページ最下部に移動する現象が発生していました。

  1. XML ファイルや MessageStudio プロジェクトで、テキストオブジェクト名に「TextBox_」という文字を含むセルを新規に作る
  2. 上記のテキストオブジェクト名がインポート先のページで使われていない

【不具合の例】

  1. MessageStudioまたはXML上で、「TextBox_32」という名前のテキストボックスを追加
  2. プロジェクト上に「TextBox_32」が存在しない状態でインポート
  3. 「TextBox_32」が、「TextBox_65」など、末尾数字が変化してインポートされ最下部に配置される

上記の条件を満たしていても、テキストオブジェクト名が変わらずにインポートできるよう修正しました。

注意:

XML ファイルや MessageStudio プロジェクトで新規に作成したオブジェクト名に「TextBox_00」という文字が含まれていると、NcpgTextTool を使ってインポートした際にオブジェクト名が変わってしまいます。
XML ファイルや MessageStudio プロジェクトで新規にテキストオブジェクトを作る場合は、オブジェクト名に「TextBox_00」という文字を含まないようにしてください。

【具体例】

  1. MessageStudioまたはXML上で、「TextBox_00_US」という名前のテキストボックスを追加
  2. プロジェクト上に「TextBox_00_US」が存在しない状態でインポート
  3. 「TextBox_00_US」が、「TextBox_00_US_03」など、末尾に数字が付加されてインポートされ最下部に配置される

改行禁止設定タグを含むテキストを NcpgTextTool でインポートできない不具合を修正

以下の条件を満たすときに NcpgTextTool で XML / MessageStudio インポートを行うと、エラーが発生してインポートが行えない現象が発生していました。

  1. XML ファイルや MessageStudio プロジェクトで、横 30 ドット以上の文字列を囲む改行禁止タグ(<no new line>)を含むテキストセルを新規に作る
  2. 上記のテキストセルに付けた名前と同名のオブジェクトがインポート先のページに使われていない

上記の条件を満たしていても正常にインポートできるよう修正しました。

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6. 変更履歴

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